上司のつらみ 〜上司だってラクじゃない!?本音で語るQ&A

上司のつらみ
スタッフに「仕事をください」
と言われた時は
責任を感じました
YOSHINORI TANAKA
住宅リフォーム事業部つくば店
店長 田中 芳典
(2021年4月取材当時)
現在担っている店長の役割を教えてください。

立ち上げから20年以上続く住宅リフォーム事業部で、集客戦略、従業員の管理、プレイングマネージャーとして営業も担当しています。
事業部自体の業績は右肩上がりで来ていましたが、従来の顧客開拓ルートのほかに、ウェブサービスを活用した新規獲得など、新たな取り組みも考えていくのが私の仕事です。

上司のつらみ
リーダーとして大切にしていることは?

店長になる時、私の上司から「人に対しては性善説、モノゴトに対しては最悪の場合を想定しておくこと」「人を責めるのではなく、起きたコトをみて対処すること」とアドバイスされました。上司はそれを常に実行していたので、私もこの考えを大切にしています。

苦労していることはありますか?

つくば店にはスタッフが5名いますが、私より年下は2名だけ。社歴は私の方が長いですが、人生経験豊富なメンバーばかりです。苦労というより、頼りにすることも多いですね。私が指導するという場面は少ないかな。メンバー達が「しょうがないな……」と思ってやってくれていることもたくさんあると思いますよ。

スタッフからはどう思われているのでしょうか?

もっさりしてるな、と感じているんじゃないでしょうか。自分でものんびりした性格だなと自覚していますし、家族からはぐうたらしてると思われてるので(笑)。
でも、これは私見ですが、当社はオオカミの群れではなく、ヒツジの集まりだと思っているんです。誰かを蹴落とそうとするのではなく、智恵のあるヒツジが集まって、出来ることをご提案していくスタイル。そういう意味では、人に助けられるタイプの、のんびりしたこの性格が今の仕事に合っているんじゃないかと思うんですよ。

周りに助けられている具体的なエピソードはありますか?

築3年の戸建ての躯体をいじる大掛かりなリフォームのご相談があった際、受注すべきか否かの迷いがありましたが、同席してもらったスタッフに助けられました。そのスタッフは、新築の現場監督経験者だったので、ハウスメーカーの保証についても詳しく、当社で施工した場合、お客様にとって不利益となってしまう可能性があるという意見をもらいました。お客様には理由をご説明し、一旦お断りさせていただく結論を出すことができました。
また、お客様に助けられることも多いですね。私は体が大きいので床下にもぐって、抜け出しづらくなった時に「ダイジョブですか?」なんて笑っていただいたこともありました。

上司のつらみ
店長の人柄がなせるエピソードですね。

いえいえ。この仕事をしていて思うのは、お客様は寛容だなということです。一生懸命やっていると理解を示してくださる。そこまでの過程を見て下さっているんですよね。結果だけ見るお客様は少ないです。だからこそ、こちらも過程を大事にしてお客様のご希望に添えるようにしなければと思っています。

年齢も経験値もさまざまなチームのムード作りはどうしていますか?

良いことも悪いことも共有します。愚痴をこぼしあうことも大事かなと。この部署は現場から直行直帰も多く、メンバー同士がしばらく会わないことも多いので、会った時にはガス抜きが必要なんです。ガス会社ですが(笑)。そうしたムード作りも私だけでなくスタッフが率先してやってくれています。

上司のつらみ
上司だからこそ感じるつらみはありますか?

あるメンバーから「仕事をください」と言われた時は責任を感じましたね。マーケットの開拓は私の職務で、それがなければ皆の働く場を作れないことになるわけです。本音を言えば、「自分で営業先を見つけてきてくれてもいいんだよ」となりますが、そう言わせてしまったのは私ですから。もっと策を練り、仕掛けていかなくてはと反省しました。

部下の一言が、いい発奮材料になった?

いやぁ、そんなに大袈裟な話ではありません。普段、あまりトライしないタイプなので。でも、トライしないと失敗もできませんから、メーカーさんとの打合せでマーケット開拓のための新たな取り組みなど、情報を得たらさっそく試してみたりもするようにしています。

忙しく仕事をしてもらうための仕掛けですね。

やはり店が盛り上がっている時は、忙しい時なんです。「忙しい」と漏らす愚痴はマイナスな愚痴じゃないです。本当に雰囲気が良くない状態は、仕事が薄いとき……、なんですよね。

最後に就活生へのメッセージをお願いします。

私は結婚を機にこの会社に入社しました。取り立ててガスに興味があったわけではありません。でも仕事って何かやりたいことが明確にあって始めるというスタイルだけではないと思います。流れで得たものや決まったことに、きちんと向き合うという方法も正しい。そうやって目の前のことに向き合うことで、喜びとかやりがいを得られることがあります。まずは目の前のことに向き合ってみてください。

チームスタッフから一言!
営業
スタッフ
店長は普段から、「自分はみんなに助けられている」と言ってくれます。
メンバー皆を信頼し、近くでそっと私たちを見守っている物静かな店長ですが、いざとなったらとてつもなく頼りがいのある上司です!
事務
スタッフ
店長は、ショールーム周辺の草抜きや事務所の整理などの雑多な仕事も率先して行ってくれます。しかも我々に気を遣わせないよう、メンバーが事務所を不在にしている時に行っています。常に我々が気持ちよく働けるよう配慮してくれるとても優しい上司です!
上司のつらみ