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今月のテーマ
かからない、うつさない インフルエンザ

毎年話題にのぼるインフルエンザ。十二分に注意をはらいましょう。

 日本では毎年約1,000万人、約10人に1人がインフルエンザに感染しています。自分がかからない、人にうつさないために、今年も十二分に注意をはらう必要があります。
 インフルエンザにかかると、38℃以上の発熱やせき、のどの痛みがあり、全身の倦怠感や関節の痛みなど全身症状もともないます。こうした症状が出たら、すぐに医師の診断を受けましょう。お年寄りや子ども、妊娠中の方、持病のある方のほか、重症化のサインがみられたら特に注意が必要です。
 感染には、飛沫感染、接触感染の2種類があります。日常生活においては、帰宅時の手洗いを忘れずに。アルコールを含んだ消毒液での手の消毒も効果的です。さらに、健康管理によって抵抗力を高めておくことも重要です。
 また、感染しても本人が気づかない場合があります。飛沫感染の防止策として、咳やくしゃみが直接人にかからないように顔をそらせたり、マスクを着用したりする「咳エチケット」を心がけてください。

インフルエンザ重症化のサイン

子ども
□けいれんしたり、呼びかけにこたえない
□呼吸が速い、苦しそう
□顔色が悪い(青白)
□嘔吐や下痢が続いている
□症状が長引いて悪化してきた

大人
□呼吸困難、または息切れがある
□胸の痛みが続いている
□嘔吐や下痢が続いている
□症状が長引いて悪化してきた
 

秋に飛散する草

※厚生労働省健康局リーフレット「インフルエンザ一問一答」を元に作成

それでもインフルエンザにかかってしまったら無理な外出は控えましょう!

■インフルエンザと新型インフルエンザの違いは?
A型のインフルエンザは、その原因となるインフルエンザウイルスの抗原性が小さく変化しながら毎年世界中で流行しています。これを「季節性インフルエンザ」と呼んでいます。時として、この抗原性が大きく異なったインフルエンザウイルスが現れることがあります。それは、多くの国民が免疫を獲得していないことから、全国的に急速にまん延するからです。その中でも国民の健康と生命、生活に、場合によっては医療体制を含めた社会機能や経済活動にまで影響を及ぼす可能性があるものを新型インフルエンザと呼んでいます。
過去には、新型インフルエンザは、1918年(スペインインフルエンザ)、1957年(アジアインフルエンザ)、1968年(香港インフルエンザ)、2009年(インフルエンザ〈H1N1〉2009)に発生しました。しかし、世界に流行が拡がり、多くの国民が新型インフルエンザに対して免疫を獲得するにつれ、このような「新型インフルエンザ」も、季節的な流行を繰り返すようになっていきました。インフルエンザ(H1N1)2009についても、2011年4月からは、季節性インフルエンザとして取り扱われることになりました。
次の新型インフルエンザウイルスがいつ出現するのか、誰にも予測することはできませんし、2009年に流行したインフルエンザ(H1N1)2009とは異なる特徴を持っている可能性があります。

■日常生活に取り入れたい予防対策
インフルエンザを予防する有効な方法としては以下が挙げられます。

  1. 流行前のワクチン摂取
  2. 飛沫感染対策としての咳エチケット
  3. 外出後の手洗い等
  4. 適度な湿度の保持
  5. 十分な休養とバランスのとれた栄養摂取
  6. 人混みや繁華街への外出を控える

■かかってしまったら?
「他の人にうつさない」ことが大事です。同居する家族との接触をなるべく避けて静養します。部屋の換気や不織布マスクの着用、こまめな水分補給を心がけてください。熱が下がっても2~3日程度は自宅で療養するのが望ましいでしょう。
しかし、気をつけていても家庭内の誰かにうつってしまうこともあります。家族一人ひとりが対策に取り組むように心がけましょう。

※厚生労働省健康局リーフレット「インフルエンザ一問一答」を元に作成

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