MIMIYORI Information アイ・エス de ヘルス!

今月のテーマ
新たな国民病?ロコモティブシンドローム

通称「ロコモ」についてきちんと知って、きちんと防ぎましょう。


   骨量の年齢の変化の推移

 

ロコモティブシンドローム(運動器症候群)とは、2007年(平成19年)に日本整形外科学会が新たに提唱した概念で、通称ロコモと呼ばれています。運動器の障害によって自立度が下がり、症状が進んで要介護のリスクが高くなる状態をいいます。
 原因は、骨・関節・筋肉といった体を支え、動かす役割をする器官の衰えです。障害が起こると、「バランス能力の低下」「筋力の低下」「膝の痛み」「腰の痛み」「骨密度の低下」などの問題が出てきて、さまざまな動作が困難になります。
 骨や筋肉量のピークは20~30代。弱った骨や筋肉では40代から身体の衰えを感じやすくなります。
より早い段階から意識して対策をしましょう。


     ■あなたは大丈夫?ロコモチェック

チェック

■運動でロコモ予防<ロコトレで運動習慣をつけましょう>

ロコモの原因は主に3つ。「バランス能力の低下」「筋力の低下」「骨や関節の病気」です。基本の運動をマスターしてロコモ予防を心がけましょう。

<ロコトレ① 片脚立ち>
左右1分間ずつ1日3回。 転倒しないようにつかまるものがある場所で。
片脚は床から浮く程度に上げます。

<ロコトレ② スクワット>
深呼吸をするペースで5〜6回繰り返す。1日3回。
安全のために椅子やソファーの前で行いましょう。

■食生活でロコモ予防<食事を工夫して骨や筋肉を強くしましょう>

メタボもやせすぎもロコモの原因になります。一度食生活を見直して、バランスのよい食生活を身につけたいもの。特に骨や筋肉の元は毎日きちんと食べましょう。

○骨を強くする食生活
 骨を作る材料でもっとも重要な栄養素はカルシウムです。牛乳やヨーグルトなどの乳製品は、そのまま手軽に摂ることができ、吸収もよいと言われているので、積極的に取り入れましょう。骨ごと食べられる小魚や、小松菜、ホウレンソウなどの緑黄色野菜、ヒジキやワカメなどの海草類、納豆、豆腐といった大豆製品などを、毎日の献立に取り入れましょう。

○筋肉を強くする食生活
 筋肉の量を増やし、筋力を高めるために、最も重要な栄養素はたんぱく質(肉・魚・牛乳・大豆など)です。動物性たんぱく質と植物性たんぱく質の両方が摂れるように、さまざまな食品を食べましょう。特に高齢者は卵や肉が不足しがちなので、意識して摂りましょう。
 たんぱく質の働きを促進する栄養素がビタミンB6です。マグロの赤身、カツオ、赤ピーマン、キウイやバナナなどに多く含まれています。

■ロコモティブシンドロームについて、詳しくは こちら→

>>MIMIYORI Information アイ・エス de ヘルス!アーカイブ