ISタイムトラベル130 NO.6

最終回

アイ・エス・ガステムは2015年、創業130周年を迎えています。
このコーナーでは、当社の歴史を人々の暮らしの変遷や歴史のトピックと一緒に連載でたどっていきます。

LPガス事業の拡大

 昭和48年(1973年)のオイルショックを境に、日本の高度経済成長は終わりますが、LPガスの需要は伸び続けます。そして、さまざまな新しい営業手法を行った石井商店は、同業他社を凌ぐ成長を続けました。また、業務の合理化とお客さまサービスの向上にも、他社に先んじた施策を行っていました。例えば、昭和49年(1974年)にはコンピュータ・システムを導入し、営業事務処理・保安管理を飛躍的に向上させました。小売業でのコンピュータの導入は、LPガスはもちろん、異業種においてもまだめずらしかった時代です。
 三代目社長・石井誠の長男、誠一(現会長)は、寝る間も惜しんで仕事をする両親を子どもの頃から見て育ったため、ガス漏れなどがあれば365日24時間、お客さまのもとへ駆け付けなければならないLPガス販売業の大変さをよく知っていました。しかし一方で、それをしくみにより完璧化していくことへの興味と、代々続く家業を時代に合わせた新しい形に進化させることへの決意を固めていました。

石井商店からアイ・エス・ガステムへ

 大学を卒業し外資系LPガス輸入元売会社に入り、さらにLPガス販売会社で小売販売の現場を経験した誠一が、平成元年(1989年)、石井商店に戻り、取り組んだ大きな仕事の一つが人材の確保でした。企業の発展は人材次第と考える誠一は、ともに新しい時代に勝ち残る会社を創る若手の採用を進めます。しかし、バブル時代に向かう昭和60年代当時、「3K(キツイ・キタナイ・キケン)業種」と言われたLPガス業界での人集めは大変でした。また、地域では歴史があり信頼されている石井商店も、他地域では「商店」というイメージが、人材確保でマイナスとなっていました。そこで誠一は、一大決心をして社名変更を実施します。
 アイ・エス・ガステムという社名は、伝統ある石井の名を残しつつ、これからの事業の基本姿勢……ガスだけを売るのではなく、暮らし方を提案しシステムを提供する企業をめざすという思いが込められています。
 平成に入り、アイ・エス・ガステムは社名変更時の理念を受け継ぎ、「快適な暮らしを創造する365日24時間のライフパートナー」として、ガスを中心としたエネルギー事業と住宅事業、そして環境事業を展開する企業グループに発展しています。

LPガス事業とコンピュータ・システム

 まだITという言葉がなかった頃から、当社では情報通信技術を積極的に取り入れていました。ガスボンベの交換を効率的に予測するためのシステムや、使用量異常の発見や安全点検サイクル管理のために大型のオフィス・コンピュータを導入したのが昭和49年(1974年)のこと。携帯電話がない時代は無線機を車両に搭載し、電話回線とガスメータを接続した集中監視システムも、いち早く導入してきました。人と技術、機器システムを最適に組み合わせることが、業務の合理化とお客さまサービスの向上につながるという考え方は、現在も受け継がれています。



アイ・エス・ガステムの事業領域

 アイ・エス・ガステムはエネルギー事業、住宅リフォーム事業、環境事業、そして関連会社による建設事業・不動産事業を展開しています。
 エネルギー事業ではLPガス販売をコア事業に、家庭業務用のさまざまなエネルギーの機器販売、工事、供給支援を行っています。ただガスをお届けするだけではなく、暮らし方を提案しシステムを提供することを追求した結果が、住宅関連や環境ビジネスへの展開へとつながったのです。
 これからもこうした考え方のもとで事業領域を拡げ、お客さまのご支援で発展していきたいと考えています。

基幹事業の事業コンセプト *web限定記事

エネルギー事業コンセプト
  エネルギーを通じて快適な暮らしを創造する
  365日24時間のライフパートナー

住宅リフォーム事業コンセプト
  夢を形に! 人と地球に優しい快適住空間を創造する
  お洒落な暮らしのパートナー

環境事業コンセプト
  人と地球に優しい快適な環境を創造する
  地域社会のクリーンパートナー
 

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